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地域の『輪』をたくさん作っていきたい:市民ライター講座受講者の声
越谷市市民活動支援センターにて行われた、「プロに学ぶ!越谷の魅力発信ライター講座」。「越谷市の魅力を自分の言葉で発信する」を目標に6名の市民ライター希望者が集まりました。講師は、プロの編集者として雑誌や販促誌などの編集のお仕事をされている渡邊美樹さん。今回は、受講生の一人・エリさんにインタビューを行い、ライター講座を受けるきっかけや、講座を受けてみての感想などを伺いました。
【「お母さん、好きなことしていいんだよ」と言われて】
3人のお子さんを育て上げ、お孫さんもいらっしゃるというエリさん。一番下のお子さんは大学4年生。子育てももうすぐ一段落、ということでお子さんたちが「お母さん、これからは(私たちのことは気にせず)好きなことしていいんだよ」と声をかけてくれたそう。自分に何かできることがないか、模索していると言います。「気軽にいろんな講座を受けて、自分に向いていることを探している途中。仕事にもできたら嬉しい」。そんな思いでたどり着いたのが市民ライター講座だったそうです。
【思っていたより実践的な講座でびっくり】
「静かに聞くだけの講座だと思ってたんですよ(苦笑)。だけど、もう『すぐにでも書いて』みたいな感じだったので、実践的で、びっくりしました」と話すエリさん。また、受講前は、プロの編集者が講師とのことで、不安もあったようです。「イメージなんですけど、編集の方と聞いてダメ出しされそうで、緊張していました。でも、渡邊さんがフランクで親しみやすい人柄だったので、安心したし、楽しく受講できました」と、笑っていました。
今後書いてみたい記事について尋ねると、「具体的に『これ』っていうものは決まっていないんですけど、地域の人たちと繋がって『輪』をいっぱい作っていけたら思うんです」と話すエリさん。「地域の繋がりがどんどん薄くなっていると感じるんです。でもやっぱり、『繋がりたい』っていう気持ちは、きっとみんな持っていると思うので、それを表現した記事を書いていけたらなと思います」と、話してくれました。
穏やかで控えめながらも、内に秘めた熱い思いを語ってくれたエリさん。市民ライターとしてのこれからの活動が楽しみですね。たくさんの『輪』ができそうです!
インタビュー・文:長谷川加容子
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